ドラマの「運命の人」が終わってしまいました。
楽しみにしてたので終わってしまって少し寂しいです。
主人公の弓成記者は、新聞社を退社したあと、沖縄にわたり、岬から海へ身投げ。
たすけられた家族の家に住み着いて、沖縄の実情を調べだす、という設定ですが、これは事実とは全くちがいます。
事実の方は、といえば、、、弓成記者のモデルの西山太吉氏は毎日新聞を退社したあと、実家の北九州市の青果会社に入社して定年までつとめました。
奥さんとはながく別居していたけれど、奥さんが東京の自宅から北九州市にいってまた同居をはじめました。
西山氏は、記者もできず青果会社の営業をする生活で政治談議をできる自分と同レベルの人もいず、あれほどの鋭敏な頭を、きっと長いあいだもてあましつつ孤独に暮らしてきたのだろうと思うとせつなくなります。