元アナウンサーの中村江里子さんの「女四世代ひとつ屋根の下」という実家のことをおもに書いた本を読みました。
世代が上の家族を尊敬し、愛し合い、大事にしあう、とっても仲良しの家族。
私の家族とは正反対、家族関係が人生最大の悩みであり問題であり、不幸であった私が、もっと若い時だったら、自分のこととひきくらべて辛くて読めなかったかもしれません。
しかしもう40歳になり実家と離れて暮らしている今だから読めたのにちがいありません。
中村さんちのような家族に生まれたかったな~。
中村さんには私のうちのような家族のありようは想像もできないんだろうな。
中村さんにような家族に生まれたらどんなにスムーズに私は大人になれただろう。
しかしこればっかりは仕方ない。
この家族から出発して自分を創るのが私の人生なのだ。
でも、もしそうだったら、と夢をみたくなります。