そしてこんどは東京に就職したのです。
大阪では遊んだだけだったのに幸運にも出版社に就職できたのです。
(大手ではない)東京でOL、しかもちょっとお給料もいい、というのはかなり気にいりました。
妹が東京の大学に入学して同居したために生活費も安くすみ、お給料を大阪時代に更に輪をかけてファッション、ゴルフなどの遊びに費消し食事や飲み代はオトコが負担、という気楽な暮らしです。
ただし仕事の責任だけは果たしたのでそんな生活をしていても特別困ることもありませんでした。
それになにぶん時は末期とはいえバブル。
その時代の恩恵を当時人生でいちばんキレイな年齢で、アソビ好きな私もそれなりに享受したのはもちろんです。
端的にいうとそのころ男性が私を連れて行くお店や、くれるプレゼントは「高級」だったし彼らの乗っている車も「高級」でした。